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Aカップで悪かったわね! ?U46?
マスコミ業界のフリーで活動する3人が、 一風変わった(?)業界から見た世相を語る。 裏話を交えて新しいマーケットを探索?
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Re:団塊を疑え!&テレショップの現状から類推。
Chiryu


おはようございます。早朝の書き込みですね。徹夜ですか?
ボクも今日は企画書を書いて徹夜していました。

魚名さんの話題は、
いつも何かに憂いを感じたメッセージですね。
ボクも新しい発想を持ったクリエーターには心から協力していきたいと思っています。
そのためにも魚名さんのメッセージにまたまた補足します。

いま、各局が深夜/早朝枠にテレショップ番組を流していますが、
かつてテレショップ番組は局の編成部や営業部から嫌われる存在だったのです。
その理由が「全体視聴率を下げる」から。

当然、視聴率を稼ぐための番組と商品を売る番組の構成は違います。
いくら商品がバカ売れしたテレショップ番組があっても、
視聴率はさほど上がってないはずです。
よく、「たくさんの人に見てもらえれば商品も売れるんだ」
という奢り高いマスコミ人をよく見ます。
SMAP×SMAPのレシピ本のように、
〈スマップファンマーケット〉+〈高級料理指向マーケット〉のように、
ある巨大なマーケットができてしまえばそれは言えると思います。
でも、普通のテレショップ番組は、
「たくさんの人に見てもらえれば……」という訳にはいかないんです。

ボクは海外テレショップが流行した頃、
吹き替え演出をしていたことがありました。
その時に原稿の和訳をしながら、これだけははっきり言えることに気づきました。
テレショップは視聴者に対してイメージの作り上げ方、構成が全然違うのです。

テレショップ番組を見る人は、番組に登場する商品が何であれ「商品に興味がある人」なんですね。
「面白そうだから」「この番組面白いから」という興味とは明らかに違います。
そういう人たちに商品の紹介と納得をしてもらうために、

Yesセット
とか、
Noセット
というテクニックを使うことが多くあります。

?Yesセット?
「あなたは○○な人ですね」       
       →視聴者のイメージ「Yes」
「こういう時△△ですね」
       →視聴者のイメージ「Yes」
「そんな時□□があればいいと思いますね」
       →視聴者のイメージ「Yes」
「さらに××な効能もあって欲しいですね」
       →視聴者のイメージ「Yes」
「ならばこの※※が必要ですね」
       →視聴者のイメージ「Yes」

「そしてご使用なさっているかたにこんな◇◇なこともあるんですよ」
       →視聴者のイメージ「へぇー、そうなんだ(興味津々)」

?Noセット?
「あなたは○○な人じゃないですか」
       →視聴者のイメージ「No」
「こういう時△△ですか」
       →視聴者のイメージ「No」
「そんな時□□があればいいと思いませんか」
       →視聴者のイメージ「No」
「でも今後心配だから今の内に対処する××な効能もあればいいですね」
       →視聴者のイメージ「No→Yes」
「○○な人には必要ないですが、××が気になる人にはこの※※が必要ですね」
       →視聴者のイメージ「Yes」

「そしてご使用なさっているかたにこんな◇◇なこともあるんですよ」
       →視聴者のイメージ「へぇー、そうなんだ(興味興味)」

途中で興味を持ち始めたら、
初めの「No」も「Yes」になってしまうんです。

これはテレショップ番組という、
商品を手にとって実感ができない人に対して、
映像と音声だけで心理学的に操作するテクニックなんですが、
この手法を演出するために、商品説明に入る前の何分間かが必要になってきます。

この演出構成、バラエティ番組を作る人間には理解不能な時間なんです。
視聴率が欲しければ、とにかく多くの人の興味を引きつける手法を取りますよね。
だから、最初から面白いネタをもってきます。
こんな時間の使い方は絶対にしないんです。

当然、商品に興味のある人を対象にそういう演出をするわけですから、
おもしろそうだからという番組自体に興味のある人はチャンネルから離れていくわけです。
視聴率が大して上がらないのは当たり前ですよね。

だから局の編成部がテレショップ番組を嫌っていたんです。
でも、今はどうでしょう?
どの放送局を見ても深夜はテレショップ番組ばかりです。

答えは、
?どんな番組を作っても視聴率がとれない。
?番組が面白くないから、テレショップをかけ流している視聴者が多くなった。

過去のドラマのリピートや映画を放送しても、テレショップブームが来た現在、かけ流し視聴者のおかげか同じような視聴率になってしまったのです。
全体視聴率が確実に落ち込んでしまっているので、制作費をかけて番組を作って放送すると、パーコストの計算をすれば局として収入減。
だったら、枠ごとテレショップ会社に買ってもらって収入を安定させよう。
そんな目論見なんです。

マニアしか見ない時間帯なのに、何も作れない。
全体を通して視聴者が一番見たい番組を、視聴率という数字だけで表す世界だからこそ、「安きに流れる」数字だけを上げる番組作りしかしてこなかったんですね。
そして、今一番全体視聴率を稼げる視聴者層は若年層。
だから稚拙な番組がとても多くそろっているんです。

それと、テレビ局はマーケットを作ってきませんでした。
ボクは最近いろんな商売人さんとお話をする機会が多いんですが、みんな自社商品流通のために「マーケットを作る」という意識がとても強いんです。
これはテレビ局の人間には感じられない意識ですね。
だってそう思いませんか?
テレビ局がオリジナルで作り上げたブームって非常に少ないですよね。
ほとんどがドラマかタレント自身からの発生です。
テレビはそれを利用して視聴率につなげているだけなんです。

テレビ局の番組の作り方って、基本的には雑誌や紙面の後追いばかりの取材。
現実にブームを作っているマーケット意識は、テレビ局より文字媒体の記者たち「足を使っている人」の方が強いんです。

だから、PR媒体を利用して販路を拡大していこうという会社さんは、直接放送局の知り合いを通じるより、現場のコストを知っていて、PRの方法論をたくさんもっているテレビ局以外の人間と組む方が絶対得になるんです。
費用対効果が効率よく生まれてくるんですね。

ボクや魚名さんなんかはテレビ局がこんな状況だからこそ、商品企画やPRコンサルみたいな商売を成立させてるんですけどね。
組ませてもらった社長さんたちは皆、広告代理店の料金の高さに驚きを顕わにしていますよ。

でも、どうせならテレビ局にもう少し頑張ってもらいたかったと思っています。
テレビ局の変な人事異動はボクも目の当たりにしてきましたから、
魚名さんの言っていることはよく分かります。
中間管理職?経営者のサラリーマン団塊の人たちは、学生時代、ちょうど学園紛争の時代の人だと思いますが、きっとノンポリの何もできなかった人たちの集合体なのかもしれませんよね。
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