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Aカップで悪かったわね! ?U46?
マスコミ業界のフリーで活動する3人が、 一風変わった(?)業界から見た世相を語る。 裏話を交えて新しいマーケットを探索?
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作家と商売はローカル性と人間性!?
Chiryu


魚名さんのうぐいすさんに対する返事の中から…。

>今、そのときの企画たちが、
>出演者が代わり、
>若干のリメイクで30分や1時間の番組に焼き直しているだけなんだよ。
>あの番組がマスコミ業界人に深く影響を及ぼしたことは間違いないと思>う。

そうそう、昔関西ローカルでやっていた「エンドレスナイト」という番組ですね。
あの番組は、テレビと言う媒体自体が“出来る”可能性を最大限に示していました。

あの頃の関西ローカル番組は、エンドレスナイトだけに限らず画期的な企画が次から次へと生まれてきていましたね。
『夜はクネクネ』
『突然ガバチョ』
そのあとに『夢々夢中組』
『探偵ナイトスクープ』など。

だって当然でしょう。

それまでは“テレビ”というもの、“伝える”べき“情報”を中心に構成されていました。
伝えるべき“情報”がない、というだけで企画が通らなかったりしたものです。
しかし、この頃から“視聴者と共に楽しむ”番組構成が急激に発達していったのです。
別に、それまでに視聴者と共に楽しむ番組がなかった訳ではありません。
ただ、新しい手法で「テレビってこんなことが出来るんだ…」と、視聴者に痛切に感じさせた番組が急に現れた時代だったのです。
その先駆けとなったのが前述の『夜はクネクネ』と『エンドレスナイト』だったのでしょう。

テレビが出来る可能性を貪り歩く時代を経て、前述の番組以降、関西のテレビ局はありとあらゆることをやってきました。
だから、その時代に現在の基礎となる番組のパタンが築き上げられたと言っても過言ではないでしょう。

そこからテレビ番組の発展が止まりました。
テレビという媒体の性格上、インターネットコンテンツと同様“パクリ”を規制する訳にはいかないんですね。
これ以上テレビに出来る新しいことがなくなってしまったために、若干のアレンジであたかもオリジナルっぽい姿を見せながら、視聴率というシェア争いに参加しなければならない。
そんな状況でした。
その際に必要なのがキャスティングの変更。
そうやってトレンドといわれる“人目を惹く”出演者が、過去に築かれた構成パタンを基に、自分の番組風に演じて視聴率を獲得してきた、というのが的確なのかもしれません。

まだバブル期なら巨大な富が放送局を渦巻いていました。
だからそんな番組も、視聴者は薄々気づきながらも「うんうん、面白い面白い」って頷いていたのです。
同時に、テレビの微妙なオリジナリティを視聴者自身があまり気づいていなかったという背景もあったのでしょう。

関西ローカルでやっていた番組の構成が、キャスティングが変わっていきなり東京の全国ネットで始まった、なんて話が多かったですよね、魚名さん。

あの頃、魚名さんは東京に住んでいたし、そのあたりの状況はよくわかっていたでしょう?

当時のテレビ番組はローカルが基本だったんです。

毎週、東京の非番のディレクターは“何もしない”大阪出張。
何をするかって?
もちろんテレビを見に行くんですよね。ネタをパクルために。
そうやって、関西で築かれた新しい構成パタン・やり尽くした新しい演出は、そのオリジナリティを保護出来ない特性上、どんどん流出して全国的な番組構成になったのです。

さらに、さんまさんやダウンタウンさんの東京進出と共に、大阪でのんびり仕事をしていた構成作家が大人数東京を基盤にし始めたのも同じ時期でした。

ただ、やり尽くしたものがローカルから全国へと拡がっただけで、東京という街の性格がマーケットとして特に優れているためにそうなったのですね。

さて、やり尽くしたものが全国に拡散していく間はいいのですが、その後の展開が困ったものです。
それが今の状況なんでしょう。
インターネットはテレビ並みのことが出来るようになってきているし、視聴率競争は相変わらず続いているし、当然、たくさんの人に見てもらって『視聴率』を稼がなければならない…。
だからどんどん下世話な演出になってくるし、ターゲットもそういうことを考えない若年層を中心に編成されてくるようになってきました。
人気者さえ作れば…。
それが現状の商売なのです。
ちょっと閉口してしまいますね。
ボクなんかは、本当に頑張っている商売人さんの方に偏った方が楽になってしまいました。
そのスタンスでテレビに関わっていこう、と。

最初の方にこのブログで魚名さんが書いていた、マーケット拡散の時期に生まれる商売の話、それは大きな資本の近くにいると成立するものです。
かたやマーケットが縮小、統合する時代は、地の利も当然ありますがそれよりもローカル性を基盤にしたアイデンテティが重要になってきます。
今はインターネットでローカルの会社がどんどん伸びてきていますよね。
販管費の問題、製造コストの問題など、アイデンテティさえ優れていればローカルにも大きな商売をするチャンスがかなり増えてきています。

このブログで「N○Kが面白いことをやり始めた」と書いてありましたが、小さいマーケットを狙う感覚はとても重要で必要なこととボクは認識しています。
ボクをかわいがってくれるスポンサーさんも、如何にマス媒体を利用しながら小マーケットを押さえるかという感覚で取り組んでもらっています。
それから大マーケットに拡大していく…。
さらにローカルならではの“人間性”
カタログ生活に飽きた巨大マーケットの人たちが、今、一番欲しがっている『人としての優しさ、思いやり』

ただ、こういう感覚も今年の後半からはちょっと矛先が変わりそうで、中央の資本は従来よりもストーリー重視の大型コンテンツをたくさん制作していこうとしているみたいですね。
その中に如何に商品を織り込んでいくか?
ローカル性の大いなるアイデンテティを試される時期に来ているようです。
同時に、魚名さんが言うようにそういうストーリーを生み出す作家も放送局が物色する対象となるようです。
作家も商売もアイデンテティが重要になってきます。

ボクも面白いストーリーを書くローカル作家さんを物色しています。
いい情報がありましたら、皆さんお知らせ下さい。

ちなみに、この前の魚名さんの作品はとても面白いし、感動的でしたよ。
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コメント
この記事へのコメント
秘密コメント(笑)ありがとうございました♪
お返事をどこに書いたら良いか分からなかったので、うちのブログに書きましたよん^^

テレビの可能性を貪り歩く時代、ありましたね~。
エンドレスナイト、夜はくねくね、テレビのつぼ、怒涛のくるくるシアター。
見ている方は「楽しい!」で終わるのですが、作る側は大変だったでしょうね。
製作自体は楽しくても企画を通すのがw
あの頃が発展期とか、成長期だったのなら、現在は安定期なんでしょうか?
それとも・・・衰退(以下略
2006/08/04 (金) 17:10:14 | URL | うぐいす #y8j/9w2E[ 編集]
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